2021.12.3:「シュワッと」が産業新聞・鉄鋼新聞に掲載されました

2021年12月3日 産業新聞

グリスを簡単、無駄なく塗油
全周型ロープ噴霧ノズル発売
中村工業 長寿命化に寄与

ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、全周型ロープグリス噴霧ノズル「シュワッと」を1日から発売した。グリスを簡単かつ無駄なく塗油でき、ワイヤロープの長寿命化にも寄与するとして、販路拡充を図り、年間20台の販売を目指す。

従来のスプレータイプではグリスが放射状に広がり、一度にロープの片側にしか塗油できず、ロープ全周に塗布するには二、三度位置を変えて塗布する必要があった。開発品は三方向からグリスが噴出されるため、一度の噴霧で全周への塗布が可能となる。円弧状に配置された噴霧口の中心にY字型のガイドを設けることで、噴射口とロープの距離が一定になり、均一な噴射ができる。これにより、グリスの無駄を減らし、36㍉径までのロープを目安に対応、ワイヤロープの長寿命化にもつながる。

東京製綱製のワイロールエアゾールRなど国内のほぼ全てのグリスに対応でき、粘度が高いものでも希釈すれば使用できる。少量であればスプレー缶をつなぎk多量であれば背負い式の電動噴霧器とつなぐことで用途に合わせて使い分けが可能。

試作段階では、スプレーが霧状ではなく、一方向にしか噴射できなかった。そこで、ミストスプレーの製造会社に依頼し、スプレータイプのニップルを作成、霧状の噴出を実現させた。開発に携わった営業部の湖城武さんは「ネット販売サイトの口コミも参考にした。今までの知識やネットワークもあり商品化できた」とこれまでの経緯を話す。

販売対象は、クレーンをはじめワイヤロープを扱う業界全般と幅広く、ワイヤロープの販売促進にもつなげ、他社との差別化を図る。一般販売価格は5万9800円(税別)で、ネットでの販売も予定。販売を進めていく中で、必要な機能をカスタマイズし、バージョンアップさせていく方針だ。「商品化に至るまで3年かかった。理想のものができてうれしい。いずれはペンキなど塗料も噴霧できるようになったら」と中村社長は喜びを語った。

2021年12月3日 鉄鋼新聞

中村工業 ロープ用グリス噴射ノズル発売
全周へ手軽に散布可能

ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は1日、手軽にロープの全周に噴霧式グリスを塗油できるアイテム「シュワッと」の販売を開始した。刺股型のノズルに三つのスプレージョイントがついており、3方向から中心に向かって噴霧。対応するロープ径は36㍉以下で、接続先として推奨されるスプレー缶は東京製綱ワイロールエアゾールR、背負い式電動噴霧器は東京製綱ワイロールR−M(希釈必要)など。

従来エアゾールタイプのグリスをロープの全周に塗油するには、ロープや作業員の位置を何度も変える必要があった。ユーザーから「飛び散るグリスがもったいなく、手間がかかる。一回でロープ全体に塗油できたら」という声を聞き、同社は3年前から開発を開始。三つのスプレー穴から同時に同じ圧力で噴霧できるよう素材や穴径を工夫し「シュワッと」が誕生した。

販売価格は5万9800円。「シュワッと」に接続可能なジョイント付き電動噴霧器は1万5千円となっている。今後ウェブや商社経由などさまざまな形でPRしていく考えで、中村社長は「試行錯誤を繰り返しようやく完成した。摩耗を防ぐグリスを手軽に効率よく塗油することで、ロープの寿命を延ばし、お客さまの安心・安全につなげていきたい」と話す。

販売目標台数は1年で20台。対応する薬品を多様化するなどバージョンアップを視野に入れ、クレーン用ロープやメンテナンス・加工関連など幅広いユーザーへの拡販を図る。

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