2月17日:鉄鋼新聞に掲載されました!
中村工業 クロスビー講習会に50人
ワイヤロープ加工および販売業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は16日、新設した神戸工場(兵庫県神戸市)で第1回クロスビー講習会を開催した。約50人が参加。
同講習会ではクロスビー社員を招き、「ワイヤロック(WIRELOCK)」によるソケット加工を実演。同製品はワイヤロープのソケット加工時に、注入する工程で使用する。メタルの溶融や酸洗などの工程を省くことができ、加工時間の短縮や加工賃の削減につながる。それに加え、火を使わずに作業できるため、安全性にも優れ、ワイヤロープへの熱影響などのダメージを与えない。そのため、シンガポール・韓国・中国などでは90%の使用率だ。
実演の中で、同社員によるワイヤロックを使用した加工時における室内温度などの注意点の説明や、中村社長による海外と日本のソケット加工の違いなどの解説があった。中村社長は「作業効率や安全性に優れるワイヤロックの普及率を日本でも高めたい」と述べた。