2019.1.24:鉄鋼新聞に掲載されました
今年の目標は飛躍
「今年の目標は“飛躍”。重量物を吊り上げる製品を販売する会社として更なる成長を目指す」と話すのは、ワイヤロープ加工および販売業の中村工業、中村哲也社長。
「来月頃には大阪本社(大阪市大正区)の事務所を移転する。旧事務所のスペースは加工場として拡張し加工能力の増強を図り、ユーザーのニーズにより一層対応していく。また、台湾・ワイヤロープ関連設備メーカー、九春工業社製の鉄クランプ管『鉄ロック』の販売を開始する。そして、米国・吊り具メーカー、クロスビー社製の大型シャックルのリースを開始する。そのほかにも既存製品の拡販強化だけでなく、新たな事業戦略を水面下で推し進めている」と業界でも活発な事業を展開する方針だ。
中村工業は自社製品および、販売代理店として取り扱う製品の拡販を目指す一環として、展示会にも数多く出展している。5月23~25日には、テクスポート今治(愛媛県今治市)で開催する西日本最大の国際海事展「バリシップ2019」に出展する。「船舶関連企業などが多数参集する。そのなかで、クロスビー製品を中心に、ワイヤロープ加工の実演も行い、ビジネスチャンスをつかみたい」という。同社は今9月期、売上高10%増を目指している。
プライベートな目標については「昨年、フルマラソンに挑戦して何とか完走できた。今年は新たなチャレンジとして富士山に登りたい。人生で一度は経験したいと思っている」と 。また、「健康維持のため、ダイエットにも着手する。会社
として売上高約10%増、個人の体重は約10%減を目指す」と気も身も引き締める。