2018.5.24:鉄鋼新聞に掲載されました!
【列島縦断】各地の話題 − 北から南から
楽しい有意義なセミナーを
「参加社には楽しい有意義なセミナーとなるように心掛けている」と話すのは、米国大手吊り金具メーカー、クロスビーのダニー・ビショップ取締役研修部長。ダニー氏は4月18〜20日の3日間、同社の日本総代理店を務めるワイヤロープ加工および販売業の中村工業の神戸工場で、「吊り具の基本コース」をテーマに講演した。
ダニー氏はクロスビーの専属講師として、これまで1千回以上の講演を務めた。初の日本での講演となるダニー氏は「各地を赴き、セミナーで講師を務め、足腰が弱くなってきたので、腰掛けて講演することもあるが、許してください」とジョークを交えながら講演をスタートさせた。また、「質問があれば積極的に聞いてほしい」と話す。ダニー氏は、質問した参加者やダニーしの質問に答えた参加者にクロスビーの帽子をプレゼントした。また、配布資料やテレビモニターだけでなく、ダニー氏自らホワイトボードでスリングの張力計算などを説明し、研修セミナーは大いに盛り上がった。
クロスビーは1836年に設立し、世界各国にシャックルやターンバックルなどを提供している。また、欧州を中心に船具屋などの造船関連商品を販売する時に必要となる場合があるCEマークや、安全に使用するためのマークであるクイックチェックなどが施されたクロスビーの製品もあり、製品の安全性や品質には長けている。「ユーザーには当社製品を安全に使っていただき、仕事の終わりには元気に、家族の元に笑顔で帰っていただきたい」と話す。