2018.4.19:クロスビー講習会の記事が掲載されました!

【鉄鋼新聞】中村工業 神戸工場で研修セミナー

ワイヤロープ加工および販売業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也)は18〜20日の3日間、神戸工場(兵庫県神戸市)で研修セミナーを開催している。初日となる18日は、ワイヤロープメーカー関連企業など24人が参加した=写真。
同セミナーは、世界大手吊り金具メーカーのクロスビー(アメリカ)から専属講師を招き、「吊り具の基本コース」をテーマに講演が行われた。講師のダニー・ビショップ氏は、ユーモアを交えながら玉掛けに関する基本事項や、吊り角度の注意点、クロスビー製吊り金具の取扱方法などを紹介。また、吊り具に関するアメリカと日本の規定の違いや、スリングの張力の計算などを説明した。

クロスビーの日本総代理店を務める中村工業の中村社長は「3日間とも満席となり非常に嬉しい。今後もクロスビーの認知度を向上させる取り組みを実施し、製品の拡販につなげたい」と話す。

【産業新聞】クロスビー社 講習会を開催 「吊り具」がテーマ

ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は18日、同社神戸工場(神戸市東灘区)で重量物の吊り金具で世界トップシェアの米国クロスビー社(本社=オクラホマ州)による講習会「吊り具の基本コース」を開催、24人が参加した。クロスビー社による講習会は国内では初めてのことで、20までの計3日間行われる。

両社は2016年10月にクロスビー社が製造するシャックルなど金具の販売に関する国内総代理店契約を締結。本年4月に開設した中村工業の神戸工場内に、クロスビー社製のシャックルやソケット、リング、アイボルトなどを在庫している。

クロスビー社は従業員数が1500人、世界7カ国に拠点を持つ創業約180年の老舗メーカー。吊り金具の世界的トップブランドとして品質および技術開発に定評がある。吊り具に関する講習会は世界各国で順次行われており、年間1000回以上、2万ー3万人が参加している。

今回の講習会では、クロスビー社のダニー・ビショップ取締役研修部長が来日し講演。最初に同社の紹介ビデオを見た後、リスク管理と玉掛けの基本計画、吊り荷重と吊り角度、クロスビー吊り具の取り扱い方、重量物吊り上げ時の確認事項などについて説明。質疑応答を交えながら、参加者は熱心に聞き入っていた。

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