200X年 ロープ伝説 第九話:ワイドシャックル

200X年 ロープ伝説 第九話が完成しました!
タイトルは『ワイドシャックル』。
関西工業株式会社から好評販売中の「軽量型ワイドシャックル」をみなさん、ご存知でしょうか?
従来のシャックルですと、シャックルと接続しているアイ先端部分の繊維心が飛び出してしまい、廃棄基準に達してしまうことがあります。
そうならないために、これまではアイ部分にシンブル(コース)を入れていましたが、シンブルも使っているうちに変形してしまうことが多々あります。
さらに、サイズによってはシンブルがあるとシャックルに取り付けることができないこともありました。
今回ご紹介させていただく、「軽量型ワイドシャックル」はそんなユーザーの要望にお答えし、実現させた次世代型シャックルです。
従来の軽量シャックルでは、アイ先端部分が傷みやすく、ロープの寿命が短かったのですが、シャックルの天巾部分(アイ先端部とシャックルが接触する部分)を大きく(直径が従来の1.7倍)することにより、ワイヤロープの屈曲が大きくなり、アイを直接シャックルとつないでも、アイ先端部での繊維心の飛び出しが抑えられ、ワイヤロープの寿命を延ばすことが可能になりました。
そして、従来の軽量シャックルに比べ、比較にならないほど軽い!
「超軽量型特殊ワイドシャックル」も販売されています。
この重量差をご確認ください!!
●重量比較
左が軽量シャックル(RB)、右が超軽量型特殊ワイドシャックル(SWB)の重量
25t用 33kg → 17.1kg
50t用 94kg → 35.9kg
100t用 259kg → 101.6kg
通常の大きなシャックルですと、シャックルを支える人とワイヤロープのアイを通す人の2人以上での作業になりましたが、ワイドシャックルをご使用の場合は、シャックル自体が「自立」しますので、一人で取り付ることが可能になりました。
従来の製品にはないメリットがいっぱい詰まった新製品。
使って頂けると、きっと良さを実感していただけると思います。
ちなみに私のオススメは「ハイクロスロープ & ワイドシャックル
この組み合わせは最強です!!
次世代型シャックル「ワイドシャックル」のお問い合わせは、弊社スタッフへお気軽にお問い合わせください。

左:軽量型ワイドシャックル(WRB) 
右:軽量シャックル(RB)
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天巾部分の直径が軽量シャックルの1.7倍
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口巾、ピン径は軽量シャックルと同じで、重量はワイドシャックルが軽くなります
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ワイドシャックルは自立することができるので、一人でワイヤロープをセット出来ます
※左の玉掛索は「テーパートヨロック」です
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■関連リンク
関西工業株式会社
ハイクロスロープ

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