2024.1.25：大商ニュース “日本一”明るい企業情報に掲載されました！

創業60周年！ 多彩な事業展開

ワイヤーロープのものづくりから、
吊り具、吊り天秤、ロープ交換工事など

中村工業(06・6551・3390)は、ワイヤーロープのモノづくりから多彩な事業を展開、今年7月創業60周年を迎える。吊り具、吊り天秤、ロープ交換工事と重量物を吊り上げる製品を丸ごと提供、年商10億円突破を目指す。
大阪市大正区泉尾6丁目に本社事務所、工場を置く。本社工場が手狭となり、2017年に神戸市東灘区深江に敷地面積約2500㎡の神戸工場を竣工。世界最大級の6000tプレス機を設置した。
「この神戸工場がきっかけで、ワイヤーロープ加工販売から事業領域が一気に広がりました」と中村哲也社長。2016年には米国の吊り金具最大手の「クロスビー」と、2019年には英国の吊り天秤メーカー「モジュリフト」と、それぞれ日本代理店契約を締結した。
モジュリフトは、世界初のモジュラー式吊り天秤を開発した英国の会社。「これまで1カ月以上かかっていた納品を、パーツを組み合わせることで最大１００㌧までの吊り天秤を即納できるようになりました」。販売とリースで対応する。
また、新事業として大型クレーンのロープ交換サービスも始めた。現在、従業員は32人で、社内には1級ロープ加工技能士11人など、国家資格者が多数在籍するのも強みだ。
ワイヤーロープ用のクッションカバー「くるっと」、グリス全周噴霧ノズル「シュワっと」などの自社商品もある。重量物を吊り上げる製品やサービスをトータルで提供、100年企業へ元気経営を推進する。
(大商ニュース 1月25日号 “日本一”明るい企業情報より)