2018.1.29:鉄鋼新聞に掲載されました!
中村工業 本社工場に600㌧プレス機を導入
ワイヤロープ加工および販売業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は1月上旬、本社工場に600㌧プレス機「WIROP WP―600」を導入し、稼働を開始した。
中村社長は「ワイヤロープ加工の品質向上と老朽化更新のため導入した」と話す。導入した600㌧プレス機は、同社が代理店を務める台湾の大手設備メーカー、九春工業社製。本社工場にはそのほか、300㌧や3千㌧などのプレス機を多数そろえており、さまざまなユーザーのニーズに対応している。
中村工業が加工するワイヤロープは東京製綱を筆頭に、ユーザーの要望に合わせて国内外から調達している。また、神戸工場(兵庫県神戸市)には九春工業製で世界最大級の6千㌧プレス機を配備しており、難加工も可能だ。
中村工業は今後も、2工場の生産体制を強化しながら、増収増益を目指している。