「段落しについて」の回答
Q:段落しについて ホームページを拝見し、ワイヤ編みの練習をしています。 本文には、「ストランドの内層部を残し、外層のストランド(半分にした素線)を入れます。」
とありますが、内層と外層の境が分かりません。
今は、4分のワイヤで練習しています。
A:交差より(6×24や6×37等)の半差しは、外層素線と内層素線に分けて外層素線を差していきます。
平行より(6×Fi(29)やIWRC 6×WS(31)等)は、ストランドを層別に分けることが出来ないので、二つ割りにして、右側を切断し、左側を差し込みます。
4分のワイヤで練習しているということなので、おそらくワイヤロープの構造は6×24だと思います。
このロープの構成は6×(a+9+15)
ですから、外層素線15本と内層素線9本とに分けて、外層素線15本を差していきます。
図を製作したので参照してください。
外層素線とは赤の部分です。
Q:また、段落し加工はどれくらいの細さまで加工できるのか教えてください。
A:極細ロープも加工できます。
ですが、だいたい6ミリを境に加工しづらくなりますので、加工代は高くなります。