「かご差しの強度と加工賃について」の回答

Q:アイスプライス加工で巻差しと、かご差しがありますが、加工の違いで強度は変化するのでしょうか?また、加工工賃はちがうのでしょうか?
A:ワイヤロープ加工図解によると、かご差しは「巻差しよりも加工に長時間を要するが、ロープに引張り荷重が掛かった場合、ぬけにくいと言う利点があります。」
「巻差し」と「かご差し」での強度に違いはありません。
ワイヤロープが回転してよりが抜けやすい用途に巻差しを使用すると、加工部分が抜けやすくなりますので、かご差しを使用するか、ロック加工製品を使用するようにしてください。
加工工賃は加工時間や技術レベルによって変わります。
ロープ径にもよりますが、かご差しは巻差しよりも加工時間が約3倍かかりますし、巻差しよりも高い技術を要するため、価格も高くなります。
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