9月10日:ワイヤロープ暴露試験1年経過!

2013年9月9日にワイヤロープの暴露試験を開始し、ちょうど1年が経過しました。
(ペットボトルにマジックで書いた日付や構成はきれいに消えてました)
ワイヤロープがどのように変化しているのか、ペットボトルからワイヤロープのサンプルを取り出して観察しました。

■塩水浸水試験
左から、6×24 O/O・6×24 G/O・ウルトラ。ウルトラ以外はエグいことになってます…
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こちらは同時期に実験を開始したステンレスロープ。
左からSUS304 7×19・SUS304 6×24・SUS316 7×19
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上から、ウルトラ・6×24 G/O・ハイクロス・6×24 O/O。
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上から、ハイクロス・6×24 O/O。
観察した結果ですが、ハイクロスのほうが長寿命でした。ハイカーボンが影響しているのか?
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上から、ウルトラ・6×24 G/O。
結果的に10倍以上の差が出ました。ウルトラの表面の白いものは白サビなのか、塩が付着しているのか?誰か教えて下さい!
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SUS304 7×19はばらけてしまい、ペットボトルから取り出せなくなったので、外からの撮影。
1年も経つとステンレスもうっすらと赤さびが発生してきました。
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上から、SUS316 7×19・SUS304 6×24。
SUS316は全くさびが発生していません。SUS304はうっすらと赤さびが発生。
SUS304 6×24はペットボトルに入ったSUS304 7×19と同程度のさびです。
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SUS316 7×19の拡大写真。SUS316はさびませんねぇ・・。
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SUS304 7×19の拡大写真。これぐらいだとまだ使えます。
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識別タグカラータイマーはどうなったのか?海水中でも使用は可能なのか?
結果はご覧のとおり。印字は全く問題無し。ドットの色は少し薄くなりましたが1年経過ぐらいでは大丈夫です。
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下3本は塩水噴霧試験を10ヶ月経過した時点で、実験をストップしたロープサンプル(上3本は10月9日に実験開始したもの)。
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上から、6×24 G/O・6×24 O/O・ウルトラ。(テープの横に見えるさびは荷札を付けていたためのもらいさび)
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写真は6×24 O/O。
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写真は6×24 G/O。
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写真はウルトラロープ。
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「ウルトラロープ」は環境に優しい(油の量が半分)にもかかわらず、長寿命ということがおわかりいただけたと思います。

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